この醜くも美しい世界
 
 オススメ度 ★★★★★
 
 水島さんの演じる竹本タケルくんは主役ということもあり、水島さん好きへのオススメ度は満点。 
 むしろ見ていない人のほうが少ないでしょうね(^^;一番の代表作、と言ってもいいでしょう
 「トップをねらえ」や「新世紀エヴァンゲリオン」など数多くの作品を制作し、ファンも多い
 GAINAXの20周年記念作品ということでなかなか注目度も高く、海外版の発売も決定
 キャストの方々もベテランだったり演技力のある方が揃っているように思えます

 私個人の意見では作品の内容にはちょっと考えさせられる部分もあったりするのですが・・・・
 話しの内容、流れ、全体的に見た場合はかなりよくできた作品だと思います。さすがです
 ただ、中休み的に入るはずのサイドエピソード部分に長く時間をとりすぎな気がします
 タケルとヒカリの心の触れ合い、絆が生まれるまでを描写する為だったのだと思っていますが
 そのわりには肝心のヒカリやアカリの存在についての説明が簡単すぎる気がしました
 
 えー・・・続編ができそうな空気を匂わせつつの終わり方でしたが・・・・どうなんですか?
 
 
 【個人的感想】
 水島さんがとにかく全話めいっぱい登場されているのでそこは大満足ですvvv
 タケルは複雑な過去はあれども一見どこにでもいる普通の高校生、だと思います
 日常が退屈。誰でも一度は思い、ここではないどこか新しい世界や
 何か新しい出来事を求めるものではないでしょうか?それがヒカリが現れて
 タケルの望む新しい世界が広がって。でもそれだけですむわけもなく・・・
 話しがすすむにつれてタケル・ヒカリ・マリの三角関係に胸が痛みました
 特に大きく話しが動いた第10話。マリがヒカリに叩きつけた言葉は女の私には
 ものすごく共感できるものでした。ヒカリがかわいそうだなんて全く思いませんでした
 むしろ、全話通してマリのほうがよっぽど辛かっただろうと思います
 もし続編ができるならば今度はマリが一番に幸せになってほしいかなぁと思いました